看護師数上位の診療科 内科看護師の仕事内容が分かる5つのポイント

一般病院の診療科目として、最も施設数が多い内科。
従事する看護師さんの数も、常に上位にあります。

今回は、内科がどういった診療科で、内科勤務の看護師さんがどういった仕事をしているのか、さらに内科で必要なスキルや向き不向きなどをリサーチしました。

入職する科をどうするか悩んでいる学生さんや、転科を考えている現役ナースの方まで、内科についての記事をチェックしてみて下さい。

内科ってどんなところ?

まずは内科がどういった診療科目なのかを紹介します。

内科の種類

ひとくくりに内科と呼んではいますが、内科にはたくさんの種類の診療科があります。

主な種類を挙げてみましょう。

  • 循環器内科…心臓や血管などの循環器を扱う内科
  • 消化器内科…食道や胃・腸などの消化管や膵臓・肝臓などの消化器を扱う内科
  • 脳神経内科…脳や脊髄、神経や筋肉を扱う内科
  • 呼吸器内科…のどや気管、肺などの呼吸器を扱う内科

他にも、「内分泌内科」「感染症内科」「心療内科」などたくさんの専門内科があります。

外科との違い

ある意味、対照的とも言える診療科目が内科と外科です。

その違いを紹介します。

内科…薬などを使った療法で身体の内側から治療を行う

外科…手術などの療法で身体の外側から治療を行う

治療方法で大きく違いますが、受診までの流れもやや違います。

最初に受診することが多い内科と比べて、紹介で受診することが多いのが外科となります。

また、外科では緊急を要する患者さんも少なくありませんが、内科ではそれほど切迫した患者さんは多くありません。

内科看護師の仕事内容
①外来編

内科外来勤務の看護師さんの仕事内容を紹介します。

患者さんの案内・問診

内科外来を受診するために訪れた患者さんを案内したり、受診の動機症状などを尋ねたりします。

また、検査や他の科への案内や誘導も行います。

診察の補助

医師が診察したり医療行為を行ったりする際に、スムーズに行えるように補助します。

処置や説明

診察や検査が終わったら、点滴注射などの医療行為や、患者さんへの説明などを行います。

準備や片付け

診療時間前には、予約の確認診察の準備
診療時間終了後には、カルテの整理後片付けといった業務も行います。

入院設備のある病院なら、病棟への連絡引継ぎといった仕事もあります。

内科看護師の仕事内容
②病棟編

続いて、内科病棟勤務の看護師さんの仕事内容を紹介します。

患者さんの観察

入院中の患者さんの状態を把握することが、病棟ナースの大事な仕事です。

バイタルサインのチェックや、患者さんの体調や状態のチェックを逐一行います。

処置・ケア

医師の指示のもと、注射や点滴を行ったり与薬や服薬の管理を行ったりします。

また、清拭着替え食事入浴の介助などのケアも行います。

カンファレンス

交代時に、患者さんの情報タイムスケジュールの引継ぎを行います。

医師からの指示注意事項をスタッフ全体で共有します。

事務作業

カルテの整理看護記録の作成、入院・退院時の書類作成などの事務作業も行います。

巡回

病棟勤務の場合、夜勤が発生する場合がほとんどで、その際に病棟を巡回し必要に応じて患者さんの訴えや要望に対応します。

内科で必要とされるスキルはこれ!

次に、内科看護師に必要とされるスキルについて紹介します。

◆内視鏡の扱い

消化器内科の看護師さんには、頻繁に使われる内視鏡の扱い方に習熟しておくことが求められます。

◆心電図の読み取り

循環器内科の看護師さんに必要となるのが、心電図の読み取りとそれに伴うアセスメントです。

◆注射・点滴

これは、ほとんどの診療科で必要とされるスキルですが、内科では注射点滴の処置が多く、習熟しておくことが求められます。

◆医薬品に関する知識

内科での治療のメインとなるのが医薬品です。
医薬品の効能副作用、患者さんの服薬状況などをしっかり把握する必要があります。

内科看護師の向き・不向き

内科の特徴を踏まえたうえで、内科の看護師さんに向いている人・向いていない人の特徴を紹介します。

内科には、たくさんの診療科目があります。

科目ごとにも少しずつ違いがあるので、一概には言えませんが、ある程度「内科向き」、「外科向き」といった性格による向き不向きがあるようです。

向いている人

  • コミュニケーション力のある人
  • 冷静な人
  • 辛抱強い人
  • おっとりした人
  • 観察力がある人
  • アセスメントが得意な人

向いていない人

  • せっかちな人
  • 会話が苦手な人
  • ケアより処置が好きな人
  • 忍耐力がない人

内科看護師さんに関する記事、いかがでしたでしょうか?

とかく外科と比べられがちな内科ですが、様々な診療科目があり、それぞれ専門性も高い科目ばかりです。

どんな科に入職するか、もしくは転科・転職するかは、あなた次第です。

内科の特徴や、向き不向きもしっかり把握してベストな選択をしましょう!