医療関係者なら突っ込みたくなる!医療ドラマの内容と実際

番組改編期になると、毎回と言っていいほど
医療をテーマにしたドラマがいくつか放送されています。

そういった医療ドラマは、視聴率が低迷するドラマ界においても、ある程度の視聴率を上げていることから、よく題材にされるのではないでしょうか?

刑事もの警察ものと並んで、ドラマ界の定番ともなっている医療ドラマですが、医師や看護師など医療従事者が突っ込みたくなるような、ありえない内容の作品もあります。

そんな医療ドラマのありえないポイントについて紹介します。

ここがありえない①手術室で

まずは、一般の人はあまりなじみのない手術室についてのありえないポイントです。

病棟ナースが活躍

病棟で患者さんを担当している病棟ナースが、
手術の助手をしているドラマのワンシーンがよくあります。

実際には、オペ担当の看護師と病棟ナースは業務が全く違うので、病棟ナースがオペで大活躍!
なんていうことはまずありえません。

もちろん、オペ担当ではない医師がオペ室にいきなり現れて…いやいや!ありえないでしょう!と突っ込んだ医療関係者は多いのでは?

緊迫したオペ室

ピーンと張りつめた雰囲気の中、静まり返ったオペ室に響くドクターの「メス!」という声…

ドラマではおなじみのシーンですが、
実際のオペ室はリラックスしたムードで雑談などが交わされています。

しかも、オペ中に音楽が流されていることもよくあります。

それも、環境BGMなどではなく、普通のポップスやJポップが多いそうです。

ここがありえない②手術終わり

続いては、手術後のありえないポイントについて紹介します。

もう抜管?

命の危険すらあるような大手術、当然呼吸器などが取り付けられ自発呼吸ができなかった患者さんが、手術が終わってすぐ気管チューブが抜管されている?

しかもすぐに意識を回復して、医師や看護師と会話する患者がいるのもびっくりです。

待っていたの?

手術が無事終わってオペ室から出てくる患者を、
担当の看護師(主人公)が椅子に座って待っているシーンがありました。

ずっと待っていたのでしょうか?仕事もせずに。

そんな暇はありませんよね。

ここがありえない③病棟

次に、ドラマの主な舞台となる病棟でのありえないポイントを紹介します。

患者急変!

患者の容体が急変するシーンで、看護師や医師がパニックになってしまう描写があります。

そんなに慌てたら他の患者さんや家族が不安になってしまいますし、適切な処置もできなくなってしまいます。

いつもいる

演出上やむを得ないとはいえ、
主人公の看護師が特定の患者の病室に入り浸っているのは不自然です。

そもそも、そんなに長時間病室にいては業務が滞ってしまいかねません。

他にも患者はいますし、いろいろとやることがあるはずです。

ここがありえない④休憩

次に、医師や看護師の休憩や食事についてのありえないポイントを紹介します。

屋上

ドジな新人看護師が屋上で落ち込んでいると、医師や先輩看護師が慰めに現れたりするシーンも良く目にします。

通常、病院の屋上は転落事故や自殺防止のために施錠・封鎖されていることがほとんどです。

たとえ解放されていても、就業中に看護師、しかも新人が屋上でボンヤリしていたら、慰められるより叱責されるのではないでしょうか?

和気あいあい

病院内の食堂や医局で看護師が休憩したり食事をとっていたりするシーンもよく見かけます。

たまに医師が一緒にのんびり食事をし、楽しそうに看護師たちと談笑していることもあります。

実際には、医師も看護師も忙しいため、ゆっくり食事をとることもままならない、
と言う病院も多いのではないでしょうか?

また、医師と看護師の会話も、業務に関することがほとんどで無駄な会話はあまりないという病院も少なくありません。

ここがありえない⑤服装

最後に、医師や看護師の服装などの見た目についてのありえないポイントを紹介します。

髪型

ポニーテールにした長い髪を振り乱して走り回る新人ナース。

そんなに長いならちゃんとまとめないと!

たしかに、衛生的にいかがなものかと思ってしまいます。

ある程度の長さがあるなら、お団子にするなり編み込むなりしてちゃんとまとめるのがルールかもしれません。

服装

ミニスカートにハイヒールで病棟を闊歩する女性医師、かっこいいですよね?

でもそんな恰好の女性医師は実際にはいないのではないでしょうか?

他にも、ミニの白衣を着た看護師も存在しないでしょう。

最近は看護師のユニフォームもパンツスタイルが多くなっていますし、
ましてやミニ丈なんていつの時代なのかと疑ってしまいます。

聴診器

ドラマの医師って必ず聴診器を首にかけているイメージですが、常に首から聴診器をかけていると感染対策上よろしくないのは当然です。

そのため、ポケットに入れて持ち歩く医師が増えていますが、大きすぎて入らなかったり、
ICUなどではすぐに使えるので便利だったりと、首にかける医師・看護師もいます。

もちろん、使用する際には手指ともども消毒は不可欠です。

医療ドラマのありえないポイントを紹介しました。

医療従事者ならではともいえる今回のテーマですが、ドラマと割り切って笑い飛ばしたり、
看護師仲間でツッコミながら話のネタにしたりするのもいいですね。