面接にも使える!!学校・病院・看護志望理由書の書き方とポイント

看護学校や大学・専門学校などを目指す人、特に推薦入学やAO入試で進学を希望する人であれば、志望理由の作成は避けて通れません。

また、病院に就職・転職する際にも、面接で志望理由を聞かれることがほとんどです。

ただ、この志望動機・志望理由が苦手だという人がたくさんいます。

そもそも作文が下手なのでいつも苦労するという人も多いのではないでしょうか?

今回はこの「志望理由」について紹介します。

文章作成の基本から、「看護師志望動機」「大学・専門学校入試編」「病院就職・転職編」の3つに分けて、例文も交えながら紹介します。

看護学科・看護師の志望理由書で使える!ー看護師志望動機編ー

そもそも志望理由という文章は、作文の中でも物語や小説などとは違い、志望する理由を説明するいわば「論文」です。

物語を書く際の基本は起・承・転・結ですが、論文のベースは序論・本論・結論だと言われています。

長い論文なら本論がたくさんの章に分かれていたり、結論に補足があったりしますが基本は序論・本論・結論の3つで構成されています。

では、看護学科や看護師を志望する理由としての論文にはどんなことを書けば良いのでしょうか?

序論

まずは、なぜ看護師(看護学科)を目指すことになったかを述べましょう。

小説などでは結末を最初に明かしません。

しかし論文は、まずゴールを提示し、そのゴールへどうやって到達したかを説明することが目的です。

本論

ここで、看護師(看護学科)を志望するに至ったきっかけや気持ちの変化といった、志望理由という主張を裏付けるものを書き連ねていきます。

たとえば、子どもの頃の入院体験や、身内に医療関係者がいるといったことを述べて、看護師(看護学科)を志望したという結論を導き出していきます。

結論

最後の結論で、だから私は看護師(看護学科)を志望したという宣告をして、その論拠をまとめます。

例文

まずはNGな例文を紹介し、何処が悪かったかを説明します。

小学生の頃に半年間小児病棟に入院した時の体験看護師を目指すきっかけとなりました。
漠然と憧れていた看護師という夢を叶えたく思い、看護師(看護学科)を志望しました。
その時に出会った看護師さんが献身的に患者さんのサポートをする姿に心打たれました。
私自身も小さいころから、足が不自由だったおばあちゃんの世話が少しもイヤではなく、むしろ楽しかったことから、看護師に向いているのでは無いかと思います。
あの時の看護師さんのようなナースになれるかどうかは分かりませんが、誰かを助けてやれる看護師という仕事にチャレンジしたいと思っています。

言葉遣い

家族をおばあちゃん・おかあさんと書くのはNGです。

正しくは祖母や母となります。

表現

尊敬語や丁寧語を正しく使えるのは社会人としての最低限のマナーです。

「誰かを助けてやれる」では、やってやるという上から目線です。

助けてあげられる、もしくは支えてあげるといった表現が無難です。

文章構成

最初に書くべきなのは、どうして看護師を目指すことになったかで、その詳細は後からそれを裏付ける体験やデータとして記述します。

いきなりきっかけから書くと本末転倒です。

漠然と憧れていた看護師という夢を叶えたく思い、看護師(看護学科)を志望しました。
そのきっかけとなったのは、小学生の頃に半年間小児病棟に入院した際に触れた、看護師さんの優しさやプロ意識の高さです。

面接や志望理由書で使える!志望理由書の書き方ー大学・専門学校編ー

続いては、大学や専門学校を目指す際の志望理由です。

面接官や志望理由書をチェックする入試担当者がどういったポイントに注目しているか紹介します。

なぜ本校なのか?

たくさんある大学や専門学校の中からその学校を選んだ理由を、担当者が納得できる言葉で説明しましょう。

たとえば、授業や実習方法などカリキュラムが優れている、教育方針が素晴らしいといった理由です。

看護師への熱意

どうして看護師を目指すのかはもちろんですが、看護師になりたいという熱意が担当者に伝わるような志望理由を作りましょう。

結婚しても続けられそうや高収入だからといった理由は絶対避けましょう。

例文

前項で紹介したポイントを踏まえた例文です。

母が看護師だったこともあり、誰かの役に立つ仕事をしたいという気持ちが強くなり看護師を目指しました。
高校の3年間、自宅近くの福祉施設でアルバイトをし、介護や看護に携わる職に就きたいという希望がさらに強くなりました。
いくつかの大学のオープンキャンパスを訪問しましたが、貴校の素晴らしいカリキュラムや、福祉にも特化した教育方針に感銘を受け、ぜひこちらで学ばせていただきたく、貴校を志望いたしました。

病院の就職に使える!ー病院志望理由編ー

最後に、病院の採用面接の際などで使える志望理由を紹介します。

面接官や採用担当者が応募者の志望理由で注意して見ている点や、面接で質問されるポイントです。

看護師としての適性

応募者が看護師に向いているのか、激務にも耐えられるのかといったことが重要視されます。

せっかく採用しても、すぐに退職してしまうようでは困るからです。

病院との相性

たとえば、急性期病院や救急センターなどでの面接で、介護や高齢者の世話を主に学んできたという応募者は、即戦力になりません。

逆に、療養型病院では高度な医療技術の知識や看護スキルを求めてはいません。

応募する病院の性格をしっかり把握しておきましょう。

例文

先程のポイントを押さえた上で、病院の面接などで使える例文です。

急性期病院として高い実績を誇る貴院で、レベルの高い医療や看護の実際を学びたく思い応募させていただきました。
救命救急センターへ就職する先輩方が多い○○看護大学で学び、私自身も救急病院での実習を希望しました。
その時の体験を通し、救急医療に携わりたい気持ちが強くなりました。
また、中学高校の6年間バレーボール部でキャプテンをやっていた経験もあり、体力やコミュニケーション能力、協調性も多少自信があります。
急性期病院の最先端である貴院でぜひ働きたいと思います。

書類選考や面接において、意外に重要なポイントなる志望理由。

しっかり準備して、担当者の心に響くような志望理由を作成しましょう!