看護師はストレスが多くて辛い・耐えられない! 対処法が分かる6つのポイント

看護師さんは、体力的にも精神的にも激務で高ストレスな職種だと言われます。

超高齢化の現代において看護職の需要は高まっていますが、

慢性的な人手不足であるのは否めません。

今回はそんな看護師さんのストレスについて紹介します。

看護師がストレスを感じるときはこんな時

少し古い資料ですが、九州大学・大学院医療経営・管理学講座の荒木登茂子氏がまとめた

「医療従事者のストレスマネジメントのための教材開発」という調査・研究があります。

この資料によると、医療従事者が勤務中にストレスを感じたのは以下のような理由でした。

仕事があまりに過重だと感じたことがある
・私の部署は人手不足
いつも疲れを感じていた
・しばしば無休の超過勤務があった
十分にゆとりがあると感じたことがない

忙しい、やることが多すぎる、サービス残業といった労働環境によるストレス。

・私はマネージャーや同僚との間で衝突や葛藤を経験した
・職場のスタッフとのコミュニケーションが悪かった
・孤独
だと感じて、誰もほんとうに理解してくれないと思った
・周りの人を信用していない

職場の上司や同僚との軋轢など、人間関係に起因したストレス。

「労働環境」や「人間関係」によるストレスが原因で離職する人が多いのは、看護職に限らず、

ほとんどの職種で同じような状況だと思います。

ストレスの根本的原因

では、そのストレスの要因となっている「労働環境」や「人間関係」は、

看護職においてどういった理由があるのか具体的に紹介します。

労働環境

看護職の労働環境悪化の大きな原因が、冒頭でも触れた「人手不足」です。

看護師の数は西高東低ですが、多いとされる関西圏でも有効求人数は2倍程度です。

関東より東では2~5倍と人手不足はより深刻です。

人が足りないから、看護師1人の業務量が増え、時間内にこなせないため残業が増えてしまいます。

人間関係

どんな職場にもある人間関係の悩みですが、看護職の場合はどうなのか?

看護職は圧倒的に女性が多く、約95%を占めています。

いい意味でも悪い意味でも、「感情」に左右されやすい女性ばかりの職場の人間関係は複雑になりがちです。

陰口や無視といった陰湿ないじめも多いようです。

ストレスチェック方法

労働者の安全と衛生についての基準を定めた「労働安全衛生法」、

平成27年の改正で従業員のストレスチェックが事業所に義務付けられました。
※労働者数50人未満の事業所については当分の間努力義務

では、このストレスチェックとは具体的にどういったことを行うのか、

実際の病院や施設で行われているストレスチェックを例にして紹介します。

・頭痛がする、疲れやすいといった設問が並ぶセルフチェックシートや調査票を使ってアンケートを実施

・回答に基づいて医師や保健師、カウンセラーなどが高ストレス者の選定を行う。

厚生労働省の「改正労働安全衛生法に基づくストレスチェック制度について」に掲載された「職業性ストレス簡易調査票」が参考になります。

ストレス解消法①自分で解決

ストレスを抱えていると選定されたら、もしくはストレスで辛いと感じていたらどうすればいいのか?

自分でできるストレス解消法を紹介します。

ショッピング

休日にショッピングに出かけるのもストレスの発散に有効です。

ただし、スカッとするからといって次々にいろいろと買い込むような「買い物依存症」にならないように注意しましょう。

体を動かす

運動をするのもストレス解消の良い方法です。

ポイントはジョギングやウォーキングなどの軽めの運動をすることです。

あまりハードなスポーツは、身体的にも負担になりその疲労がストレスにつながる恐れもあります。

笑う

いつでもどこでもできるうえ、道具やお金を使わなくてもできる究極のストレス解消法が「笑う」ことです。

ストレスがかかると交感神経が優位になり自律神経のバランスが崩れます。

笑うことで副交感神経を活発にし、自律神経のバランスを取ることにつながります。

辛い時にも無理にでも笑ってみましょう。

ストレス解消に関しては、こちらの記事も参考にしてみてください。

”人間関係”でお悩み中の看護師さん必見! 愛され看護師になるための㊙術。

ストレス解消法②職場改革

先程紹介したストレス解消法は、いわば対症療法です。

ストレスの原因を無くす方法ではありません。

看護師さんのストレス、大きな要因は労働環境と人間関係ですが、その原因を取り除くには職場を改革する必要があります。

職場改革と言えば大袈裟ですが、要するに「働き易くする」ということと、「楽しく働く」ということです。

シフトや仕事量のバランス見直しといった提言を行ってみるのも方法です。

しかし、取り上げてもらえないどころか問題視されかねない危険も孕んでいますのでよく考えて行動しましょう。

人間関係についても言葉遣いに注意したり、笑顔で接したりといった対応で関係が好転することもあるので試してみるのもひとつの手です。

それでも無理なあなたへ

ストレス解消法を試してみたけれどやっぱり耐えられない…

そういった場合には無理して頑張らず、心療内科などを受診したりカウンセラーに相談したりといったことも考えてみましょう。

それでもだめなら、休職や退職・転職もやむを得ません。

たとえば転職なら、看護師専門の転職サイトなどで自分にあった職場を探してみましょう。

アスカグループ

また、看護師さんの転職に関するポイントについては、コチラのページを参考にしてみてください。

看護師の皆さん、転職考えていますか?