出産・育児をして、さぁ、働こうと思ったけれど、以前と同じ働き方でというわけにはいかない看護師がいます。
収入、家事・育児、仕事量…
家庭や子供など周囲環境の変化によって働き方を変えようと考えている方にぜひみてほしいチェックポイントを見ていきましょう
まず、優先順位を決めよう!
転職を考える際は、雇用条件の優先順位を決めることが大切です。
給与、労働時間、夜勤の有無、残業の有無、託児施設の有無、人間関係などなど…
希望する雇用条件によってオススメする職場は異なります
では次からは、家事・育児と仕事を両立させたいママナースにおすすめの働き方を紹介します
働き方①外来看護師
夜勤がなく、日曜日や祝日は休みなので、家庭や趣味などのプライベートの時間を大切にすることができます。
救急外来以外は重症な患者が運ばれてくることは少ないので、精神的負担は少なくなります。
また、診療時間が決まっているため、日勤のみの出勤の場合が多いです。しかし、最後の患者の診療が終わるまでは残業を行わなければならないので、子供の迎えなど時間の余裕が欲しい方には向かないかもしれません。
働き方②クリニック
クリニックも診療時間が決まっているため、日勤のみのところが多く、働く時間が決まっています。
また休診日もクリニックによってはあるので、外来同様にプライベート時間を大切にできるというメリットがあります。
そのうえ、美容系のクリニックだと給与が高いことが多いので、給与重視の方にお勧めです。しかし、美容系は看護師にも営業ノルマがあるところがあり、達成の有無によって給与に違いが出てしまうところもあるので、確認しましょう。
働き方③産業看護師
産業看護師は1つの企業・事業所に1人~数人と少ないので求人自体は少ないですが、夜勤なしで日勤のみと時間が決まっており、土日と休みが多いのが特徴です。
また医療処置をする機会が少ないので心理的・身体的負担が少なく、その上給与がいい職場が多いです。
働き方④パート
パートも時間内勤務のみの場合が多いので残業が少なく、またシフト制であると自分の希望する日・時間で働くことができ、比較的に時間の融通が利くので、プライベート時間を大切にしたい方にはオススメです。
病棟看護師とはまた違うので、ミスを気にするプレッシャーも少なくていいかもしれません。
また非正規雇用の分類となるので、扶養内での勤務も可能となってきます。
しかしデメリットもある?!

どの働き方にも共通するのは、病棟で勤務していた時よりも医療行為をする頻度や医療行為の種類が限定されるので、看護師としてのスキルは低下してしまいます。病棟復帰をしても、ブランクがあるので以前以上に感覚やスキルを取り戻すのに時間がかかってきます。自身が思い描いている看護師像とのギャップが生じてしまうことも…。
今一度、どの条件や働き方が自分に合っているのか考えてみましょう
コメントを残す