もしかして働きすぎ?看護師の夜勤の実態は…!?

看護師さんのお仕事がキツイと言われる理由として「夜勤」が良く挙げられます。

夜勤が辛いので辞めるという看護師さんも少なくありません。

看護師として働く上で、決して無関係とはいえない夜勤という問題についてリサーチしました。

これから看護師として入職する方や、今の労働環境に疑問をお持ちの現役ナースさんまで、看護師さんの夜勤についての記事、ぜひチェックしてみて下さい。

 

そもそも夜勤の定義とは

看護師さんの中でも病棟や救急救命センターなどに勤務する看護師さんにとって夜勤は避けては通れない問題です。

多くの病院などで採用されている看護師さんのシフトは、3交代もしくは2交代です。

3交代であれば実働8時間、2交代の夜勤は16時間の場合が多いようです。

労働基準法では、1日の労働時間は8時間と定められていますので、2交代の16時間は法律違反になります。

しかし、労働時間が一定の期間を平均して週40時間以内におさまるようならば、特定の日で1日8時間を超える労働時間となっても良いとされています。

これは、労働基準法第32条の2:1ヵ月単位の変形労働時間制で定められた例外です。

これのために、1日16時間の夜勤勤務も法律違反とはなりません。

では、一般的な夜勤(2交代制)のタイムスケジュールを紹介します。

 

今後の勤務環境はどうなる?”72時間ルール変更”

看護師の夜勤時間に関する取り決めに「72時間ルール」があります。

これは、看護師全員の夜勤時間を合計し夜勤をする看護師の人数で割った数が72時間を超えてはならないというものです。

このルールを守れない医療機関は診療医報酬ランクを下げられてしまいます。

この72時間ルールにおける夜勤をする看護師には1ヶ月の夜勤時間が16時間以下の者は含まないとされていました。

2016年の診療報酬改定で、「16時間以下の者は含まない」から「8時間未満の者は含まない」に改訂されました。

計算式の分母(夜勤をする看護師数)が増えたことで看護師全体の夜勤時間が減って、看護師の負担が軽くなったようにも見えます。

しかし、逆に夜勤時間増えてしまったり、一部の看護師に夜勤が偏ってしまったりの弊害が起こるのではと懸念されています。

そもそも地方の小規模病院などの人員不足の医療機関では、72時間ルール自体遵守するのが難しいとも言われていて、2016年の改定でさらに苦境に立たされるのではと懸念する向きもあります。

2017年日本看護協会による病院看護実態調査によると、16時間以上の夜勤の割合は前年の調査よりも3%増えています。

いずれにしても、看護師さんの夜勤を含む労働環境は変わっていくのではないでしょうか?

 

こんな働き方もあったんだ”夜勤専従”

看護師さんのシフトは2交代の日勤・夜勤と、3交代の日勤・準夜勤・深夜勤が代表的です。

多くの看護師さんは、この2つもしくは3つのシフトをランダムにこなしているのではないでしょうか?

しかし、この夜勤や準夜勤・深夜勤を専門にして勤務する夜勤専従看護師案も増えてきています。

夜勤専従の看護師さんを雇うことで、他の日勤・夜勤の両方をこなす看護師さんの夜勤が減少します。

小さいお子さんがいて夜勤をできるだけ少なくしたい看護師さんの夜勤時間を減らしても72時間ルールを遵守できるので、シフトを組む病院側にもメリットがあります。

夜勤専従という働き方も収入が高く、昼夜は逆転しますがある程度規則正しい勤務ができるため体力的にも楽になると言われています。

夜勤専従の正職員が増えていくことで、それ以外のシフト勤務の看護師さんの夜勤負担は減っていくのではないでしょうか?

 

一人で抱え込まないで!仕事を嫌いになるその前に…

夜勤によって生活リズムが不規則になる、体力的にも辛い…

特に家庭をお持ちの看護師さんにとっては、頭の痛い問題かもしれません。

看護師という仕事は好きだけど夜勤があるから続けるのは難しい、そういう看護師さんもいらっしゃるでしょう。

諦めてしまう前に、先輩や同僚に相談してみるのもいいですし、ストレス解消の手段として趣味などの楽しいことを積極的に行ってみるのも手です。

その上でどうしても夜勤が辛い、今の職場では難しい、そう感じたら転職も選択肢のひとつです。

せっかく国家資格の看護師という職業に就いたのですから、「職業」を変えてしまう転職よりも、「職場」を変える転職を考えてみてもいいですね。

いずれにしても1人で抱え込まず、他の看護師さんのお話を参考にしたり、誰かに相談したり、あるいは転職サイトなどでもっといい職場を探してみることも大事です。

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